SCHD積立バックテスト
毎月10万円ずつ積み立てたら、1億までどれくらいかかる?
SCHD(Schwab U.S. Dividend Equity ETF)は、米国の『配当を着実によく出す優良企業』およそ100社を集めたETFです。2011年にチャールズ・シュワブが出したもので、ダウ・ジョーンズ米国配当100指数を追いかけます。ハイテク成長株に重心が偏ったナスダック100と違い、長らく配当を続けてきた堅実な企業中心なので、『配当成長』投資の代表格として人気があります。
全期間積み立てても、今は約0.74億円 · 元本0.18億円 · 年平均+19%
SCHDはどんな企業を選ぶのか
SCHDが連動するダウ・ジョーンズ米国配当100指数は、『配当利回りが高い』という理由だけでどんな企業でも組み入れるわけではありません。まず最低10年以上、配当を着実に支給してきた企業だけを候補に絞ったうえで、キャッシュフロー対負債・自己資本利益率(ROE)のような財務の健全性と、配当利回り・直近5年の配当成長率をあわせて吟味し、およそ100社を選び出します。『たくさん出す』企業ではなく、『健全に長く出せそうな』企業を選ぶわけです。
だから組み入れられるセクターがナスダック100とかなり異なります。ハイテク株の比重が低い代わりに、資本財・金融・ヘルスケア・生活必需品・エネルギーといった、いわゆる『バリュー・配当』の性格を持つ企業が大きな位置を占めます。同じ米国株でも、性格の違うバスケットだと見ればよいでしょう。
『配当成長』とは、そして配当の周期 — 毎月配当ではありません
配当成長は、毎年配当金を少しずつ増やしてきた企業を指します。配当を着実に上げられるということは、それだけ利益が安定して増えているサインと読まれるため、SCHDの核心的な魅力として挙げられます。
よくある誤解をひとつ指摘すると、SCHDは『毎月配当』ETFではなく、3か月ごと(四半期)に配当を支給します。毎月配当のポートフォリオを組むとき、配当月の異なるETFを複数混ぜて使うことから生まれた誤解です。配当利回りは時期によって異なりますが、おおむねS&P 500平均より高めで、このサイトのバックテストは、受け取った配当を再投資すると仮定した調整後株価(税引前)を基準に計算します。
成長株指数(QQQ・S&P 500)と何が違うのか
この10年あまりのようにハイテク株が市場を牽引する局面では、SCHDのトータルリターンがQQQやS&P 500より遅れた時期が多くありました。上の結果ボックスの数字でも、成長・レバレッジ銘柄より最終評価額が低く出ることが見て取れます。配当と低ボラティリティを選んだ代わりに、爆発的な株価上昇はある程度あきらめる性格だからです。
代わりに下落相場での下げ幅が相対的に浅く、ボラティリティが低めで、配当というキャッシュフローが着実に入ってきます。つまりSCHDは『より大きく稼ぐ』より『揺れを抑えて配当を受け取る』に近い選択です。どちらがよいかは人によって、時期によって違ったので、計算機で同じ条件のまま銘柄だけ変えて比べてみるのがよいでしょう。
税金はどう扱うか
配当や売却益への課税は、居住する国や個々の状況によって大きく異なります。税率・控除・申告方法は人それぞれなので、具体的な取り扱いについては税務の専門家に相談することをおすすめします。ここでは特定の国の税制を前提とした案内はしません。
このサイトの結果は、配当を再投資した調整後株価を基準とした税引前の評価額なので、配当を実際に現金で受け取る場合の税引後の成果とは差が出ることがあります。配当を目的にSCHDを検討するなら、自分の状況での税引後リターンまであわせて確認するのがよいでしょう。この記事は情報提供であって投資勧誘ではなく、過去のリターンが未来を保証するわけでもありません。
金額・買付日・目標金額を変えてみたい場合は、上のボタンから自分で計算してみてください。
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本内容は情報提供であり、投資勧誘や助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。