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SOXX積立バックテスト

毎月10万円ずつ積み立てたら、1億までどれくらいかかる?

SOXX(iShares Semiconductor ETF)は、米国に上場する半導体関連企業およそ30社を集めたETFです。運用会社iShares(ブラックロック)が2001年に立ち上げ、ICE半導体指数に連動します。エヌビディア・ブロードコム・クアルコム・AMDのようにデータセンター・AI向け半導体を手がける企業から、半導体製造装置・素材メーカーまで産業チェーン全体を組み入れ、半導体業界の景気に大きく賭ける性格のETFです。

毎月10万円ずつなら約9年10か月で1億
2016年9月から積み立てたら、今は約1.02億円 · 元本0.12億円 · 年平均+39%
※買付日 1日 · 目標 1億 · 実際の過去の価格とその日の為替レート基準。過去のリターンは将来を保証しません。

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半導体産業全体に賭ける集中投資

SOXXは30社前後の米国上場半導体企業だけを選んで組み入れます。先に紹介したQQQ(ナスダック100、非金融の大型株100社)や情報技術セクター全体を組み入れるETFよりずっと狭く、特定の産業に集中したバスケットです。それだけに半導体業界の業況が良いときは市場平均よりはるかに急に上がりますが、業況が悪化すれば下げ幅もその分大きくなります。

組み入れられる企業は、半導体を直接設計・生産する会社(エヌビディア・AMD・クアルコムなど)から、その半導体を作るのに必要な製造装置・素材を供給する会社(アプライド マテリアルズ・ラムリサーチなど)まで、産業チェーン全体にまたがります。半導体という一つの景気循環に複数の方向から分けて投資する形にはなりますが、結局は『半導体業界の業況』というひとつの大きな変数に左右される点は同じです。

AIブームと極端な偏り

ここ数年、人工知能(AI)向けサーバー・データセンター投資ブームで関連半導体企業の株価が大きく上がり、SOXXの中でも上位数社の比重が目立って大きくなりました。指数が時価総額基準で銘柄を組み入れるため、特定の一社の株価の動きがSOXX全体の成果を左右する度合いが強まっている状態です。

この偏りは諸刃の剣です。その企業群が好調を保てばSOXXも一緒に大きく上がりますが、逆にその少数の企業に失望材料が出ればSOXX全体が大きく揺れることがあります。『半導体に分散投資している』つもりでも、実際には数社に大きく偏っていることがあるという点は知っておくとよいでしょう。

半導体は景気循環(サイクル)産業

半導体産業は伝統的に、需要と供給が数年周期で揺れ動く『サイクル産業』と呼ばれてきました。スマートフォン・PCの買い替え需要、データセンター投資、車載半導体需要などが重なったりずれたりしながら好況と不況を繰り返してきて、そのたびにSOXXの株価も大きく上下してきました。

最近のAI発の需要がこのサイクルをどれだけ長く伸ばしてくれるかは誰にも断言できません。過去何度かの半導体好況も永遠には続かなかったことを踏まえると、SOXXは『着実に右肩上がりの資産』というより『変動の大きい産業サイクルに賭ける資産』として捉えるほうが現実的です。

積立と税金、そして始点

SOXXは米国に上場するETFなので、売却益への課税は居住する国や状況によって異なります。具体的な取り扱いは税務の専門家に確認することをおすすめします。半導体セクターへの確信があって積立で集めるなら、この税金の扱いに加えて、ドル/円(ドル円)為替の変動もあわせて考慮する必要があります。

ボラティリティが大きい分、始める時点によって結果が大きく分かれます。業況の好況の終盤に始めたのか、低迷の底近くで始めたのかによって、同じ期間積み立てても結果がまったく異なることがあります。過去の値動きが未来を保証しないので、上の計算機でいくつかの始点を実際に比べてみることをおすすめします。この記事は情報提供であって投資勧誘ではありません。

金額・買付日・目標金額を変えてみたい場合は、上のボタンから自分で計算してみてください。

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本内容は情報提供であり、投資勧誘や助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。